フリーランス美容師年収は?仕事別収入の仕組みと、収入UPのコツを公開!

昨今、年収アップが期待できる働き方として広がりを見せている、フリーランス美容師。

彼らは実際に、どのようにして収入を得ているのでしょうか?現役フリーランス美容師である筆者が、お答えします。

フリーランス美容師の仕事スタイルは大きく2種類

「フリーランス美容師」と呼ばれる働き方は、「面貸し」と「業務委託」の2つに分かれます。この働き方によって、収入の得方も変化します。

面貸し

「面貸し」とは、美容室(シェアサロン)から自分が集客したお客様の髪を切る場所(セット面)を借りることです。主に、売上に対するロイヤリティ(地代や光熱費諸々の代金)を差し引かれた額が報酬になります。

お客様は自分で集客し、管理することになるので、既に自分の顧客が多くいる美容師に有効です。

 

業務委託

「業務委託」とは、美容室が集客したお客様の、髪を切ること(業務)を専門に依頼して託す(委託)ことです。主に、売上に対する報酬を受け取る形です。分業されるため、髪を切ること以外の制約が少ないことがメリットです。

 

面貸しで仕事をした場合の収入の仕組み

面貸しの収入は、その「月の売上」から「ロイヤリティ」と「経費(材料費など)」を差し引いた額になります。「ロイヤリティ」には、地代や水道光熱費など諸々が含まれています。

面貸しの場合、「指名売上」が重要

面貸しを雇う美容室(=「シェアサロン」と呼びます)では、自分で顧客を集客、管理することになります。そのため売上は全て「指名売上」です。

 

「指名売上」とは、指名されたお客様からの売上のことです。

『「自分」という「商品」が選び取られて購入された』形になるため、自分の力が数字に表れる、美容師にとって大きな評価軸です。

 

そのため、自分を指名して下さるお客様を、どれだけ新しい職場に呼び込めるかによって、売上は大きく変わります。

また「ロイヤリティ」の割合はシェアサロンによって異なります。シェアサロン側との契約内容によって、売上の10%〜50%のロイヤリティを会社側に支払う形です。

面貸しの給料の具体例。ロイヤリティが20%の場合、30%の場合

「ロイヤリティ」はシェアサロンによって様々です。割合が高いほど負担が大きくなるため、慎重に選ぶ必要があります。

では具体的に、ロイヤリティが20%、30%で売上に対しての報酬は、どう変化するのでしょうか。具体例として、70万円の「指名売上」、10%の「経費」と想定して、給料を計算してみました。

 

[面貸しの給料の計算の仕方]

指名売上ーロイヤリティ=報酬

報酬ー経費=利益(給料)

 

【ロイヤリティ20%の場合】

 

¥700,000ー20%=¥560,000

¥560,000ー¥70,000=¥490,000

 

【ロイヤリティ30%の場合】

 

¥700,000ー30%=¥490,000

¥490,000ー¥70,000=¥420,000

 

業務委託で仕事をした場合の収入の仕組み

業務委託の場合、美容室側が「集客」したお客様を「担当した売上」から報酬を受けます。「集客」は美容師にとって、最も難しい仕事です。「集客」を会社側が費用をかけて一任することで、分業されています。

業務委託の場合、「美容売上」が重要

業務委託の場合、その月の「美容売上」が基準になります。

「美容売上」とは、担当し施術した全ての売上のことです。

業務委託の給料の具体例。売上の半分が報酬の場合

業務委託では「美容売上」の40%〜60%を分配して報酬として受け取ることが多いため、人数をこなすほど、売上は上がります。

また「指名売上」の場合、70%〜100%で分配されることもあります。

同じく具体例として、70万円の美容売上、50%の報酬と想定して、給料を計算してみました。

 

[業務委託の給料の計算の仕方]

美容売上ー会社側の分配=報酬(給料)

 

¥700,000ー50%=¥350,000

フリーランス美容師が収入アップできる理由

美容師は会社員からフリーランスに転向すると、収入アップしやすい傾向にあります。その理由は、「成果報酬」と「フリーな時間」にあります。

時給換算した比較、拘束時間ではなく成果報酬でアップする

フリーランス美容師は、予約の無い時間に美容室に滞在する必要はなく、会社員での労働時間=拘束時間とは異なります。そのため「労働時間」が減り、効率よく稼ぐことができます。

 

例えば、70万円の売上の美容師の場合↓

 

【会社員】

1ヶ月の出勤日数が25日、営業時間が11時〜20時とすると、1ヶ月に225時間の労働をするので、1時間の売上は3111円。

 

【面貸し、業務委託】

70万円の売上は、客単価が7000円の場合、100人のお客様を担当することになります。1人につき2時間の施術としても、1ヶ月の労働は200時間で、1時間の売上は3500円。

 

面貸し、業務委託の場合、労働時間は25時間短縮でき、時給換算すると389円増収しました。余った時間は、休むも働くも自由です。

つまり、売上を上げられる美容師にとって、成果報酬は効率の良い働き方であると言えます。

フリーな時間は副業に使ってアップする

今までの拘束時間の中での生活では、副業の選択肢は難しかった方も多いと思います。1日、1ヶ月の時間配分を明確にできれば、余った時間で副業に力を入れることも可能です。

h2: 注意!フリーランス美容師は経費がかかります!

月々の基本的な出費は、契約した美容室に支払う「ロイヤリティ」、営業に欠かせない「材料費」、仕事上必要になる「雑費」です。

当然ですが、出費がかかるほど利益は減ります。流動性のある「材料費」「雑費」にどれ位の出費がかかるのか、把握できるようにしましょう。

 

ロイヤリティと材料費と雑費

「ロイヤリティ」は、月の売上から計算されます。その都度計算すれば明確になり、月々の大きな変動は少ないです。

 

「材料費」は、「材料は個人で管理する」契約の場合に必要になります。開業時の準備には初期費用がかかりますが、その後の“買い足す分”が月々の基準になります。

 

「雑費」は、どこまで経費に計上できるのかが曖昧です。確定申告の時に「仕事上必要な出費」と言える物は、必ず計上しましょう。

ちなみに会社員美容師のお給料はいくら?

会社員美容師のお給料は、大きく分けて「基本給」と「歩合給」に分けられます。

基本給

出勤した事に対するお給料です。通勤費など、基本的に上下しない要素は「基本給」と捉えています。

歩合給

美容師にとって、「美容売上」と「指名売上」に対する歩合給が大きな収入源です。

会社によって歩合の割合は明記され、売上が高くなるほど待遇されるようになります。反対に、「繁忙期」「閑散期」など、その月の売上に影響されやすいため、一般的な会社員よりもお給料は変動しやすいです。

まとめ

多くのフリーランス美容師がその道を選ぶ理由は、キャリアアップの手段になるからです。今の収入に満足していない、働く環境に疑問を抱いている方は、トライしてみることをオススメします。

 

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