アイリストはどんな仕事?収入・給料を上げる方法は?

2022.04.12

アイリストになりたい、と思っても気になるのが給料の面ですよね。現在アイリストとして働いているなら「収入を上げる方法」、気になりませんか?歩合、手当など給料アップにつながる方法をご紹介します。

そもそもアイリストはどんな仕事?

アイリストはお客様の目元を美しくする仕事です。美容師免許を持っていないとアイリストとして施術に携わることはできません。目元を扱う仕事のため、繊細な技術が必要とされます。

 

アイリストはお客様の目元を美しくする仕事

まつ毛パーマやまつ毛エクステなど専門的な技術を施すことが主な業務内容です。髪の毛と違いまつ毛はほんの小さな箇所のように感じますが、顔の印象で大切なパーツである「目」の部分にあたるので少しの変化で大きな違いがみられます。お客様の目元をより美しくする、とてもやりがいのある仕事なのです。

 

エリア・地域で料金に差が出ることも

最低賃金の面からみても都心の方が高くなるので、貰える給料にも差がでます。だいたいですが、東京では21万円程ですが、地方になると19万円ほどになり差がでてきます。ですが、家賃や物価の面から考えると仕方がないことなのかもしれません。

 

経験年数でスキルに差がでる

やはり経験年数が多いほど、場数を踏む回数が多くなるので知識はもちろん技術にも差が出ます。目の形、まつ毛の量や質は人によって個人差があるので、いろいろなお客様を経験しないとスキルアップははかれません。当然未経験よりも経験者のほうが技術力は高くなります。常に勉強をしなげればならないのもアイリストの特徴です。

 

習熟度合い別アイリストお給料事情

経験を詰めばつむほど、技術だけでなく知識量も増えて、様々なお客様に対応できるようになるアイリストの仕事。ここからは習熟度合い別で解説していきます。

 

経験者の場合 約22万~25万円

求人サイトなどで募集要項を見たときも、未経験者よりも経験者の方が給料が高いです。技術的な面はもちろん、場数を踏んでいるのでお客様への対応も期待されているからです。ある程度の知識や経験があれば役職候補として雇ってもらえる場合もあるようです。

 

未経験者の場合 約20万~22万円

未経験者はこれから勉強してお客様の施術に入ります。すぐにはお客様には入れませんが、その期間でも給料は発生します。だいだい1~3ヵ月ほどの研修期間を終えてからデビューすることが多いようです。

 

アルバイトの場合 時給1000円程度

即戦力になる経験はあるけど、限られた時間や曜日しか働けない。そんな人にはアルバイトがおすすめです。正社員のように保障はしっかりあるわけではありませんが、自由な働いかたで融通がききやすいところが魅力。

 

アイリスト・ネイリスト・美容師ではどの業種が一番稼げる?

同じ美容師免許を必要とする美容師や、目ではなく爪をきれいにするネイリストと比較するとどうでしょうか。

 

【第3位】美容師200万円台後半~300万円ほど

美容師はこの3つの中で一番デビューまでの道のりが長い業種です。美容室の売り上げはスタイリストがお客様を施術する売り上げが大半のため、アシスタントを抱えれば抱えるほど経費率があがります。材料や機材の種類も多く、敷地面積も必要なため他の2つより経費がかかるのが特徴です。中には月収100万を給料でもらう人気美容師もいますが、一般的には200万円台後半~300万円ほどの金額になるでしょう。

 

【第2位】ネイリスト280万円から350万円ほど

ネイリストは「カラーリング」や「リペアー」など様々な技術をお客様に提供します。未経験からいきなりビューは難しいですが、研修システムや営業時間内でもスキルアップの場を設けているサロンもあるようです。道具などの経費が美容室ほど高くないこともあり、美容師よりも給料が高い傾向に。認定講師資格所持者になるとさらに給料は高くなります。

 

【第1位】アイリスト年収は200万円~500万円ほど

アイリストは美容師免許は必要ですが、1~3ヶ月でデビューが可能です。美容室だと業務委託などが増え、価格競争などで値下がりなどがおこっていますが、アイリストの業界ではまだそういったサロンが少ないのも給料の安定につながっているようです。

 

歩合制で給料を上げるためには?

歩合制と手当を理解して、毎月の給料アップを目指しましょう!

歩合制では売り上げに応じて還元する金額が上がる業績給、お客様からの指名で貰える指名料、店販の売り上げで貰える店販歩合などで変わります。

 

リピート率をあげる

新規で担当したお客様が、次回来店で指名してくれると業績給だけでなく指名料も得られます。リピート率を上げるには一人ひとりに合わせて丁寧な接客や、その人個人の目元に合う技術の提供、ときには提案も行っていきましょう。

 

スキルアップに取り組む

アイラッシュがすぐにとれた、目元に何だか違和感がある、技術力が及ばないと様々な理由で次回の指名はおろかお店にこなくなってしまう原因になってしまいます。お店にくるお客様が少なくなるとその分給料アップを臨みにくくなります。トレンドや新技術は常に勉強してスキルを磨きましょう。

 

販売促進をする

店販歩合がつくなら、販売促進に力をいれるのもおすすめです。同じ客数を担当しても店販が売れるとその分給料につながります。もちろん闇雲に売るのではなく、このお客様が必要な商品はなんなのかを親身になって考えて提案するといいでしょう。

 

手当で給料を上げるためには?

手当には、役職手当・資格手当・技術手当・遅番手当など様々なものがあります。毎月の給料に必ずプラスされるものなので、手当を貰えるように技術力を伸ばすことが給料アップの近道です。

 

技術をあげる

できる技術が増えると加算される技術手当。一つひとつは少額でも、毎月必ずプラスされるのでどんどん技術を磨きましょう。一度習得すて技術手当がつくようになればそこから毎月貰えるようになります。

 

資格を取得する

資格手当を用意しているサロンもあります。アイリストに必要な技術を学べるだけでなく、給料にプラスになるのはありがたいですよね。普段の営業にも生かせるので、手当がある場合は積極的に取得しましょう。

 

役職につく

店長手当など、役職がつくことで給料にプラスされるのが役職手当です。その分責任も増えますが、やりがいを感じることができるでしょう。もちろん、技術力の向上も忘れずに続けていくことが大切です。

 

『こんなことに気をつけよう!』

アイリストはミリ単位の世界で仕事をしていく業種です。日々コマかな作業をしていくので、気付かぬうちに目を駆使していることが多いのです。しかもアイラッシュをつけるときはお客様の目の際に接着していく作業なので、繊細な技術が要求されます。

少しでもズレると大きなトラブルにつながりかねません。自身の体調が万全ではないと、手元が狂ったり上手く接着できなかったり失敗の原因に。自身の体調管理には気を付けていきましょう。

 

こんなときどうする?アイリストの悩みあるある!

アイリストの仕事は一見華やかそうに見えても、毎日真剣に取り組んでいるとたくさんの悩みがでてくるもの。最後にそんなアイリストの悩みについてみていきましょう。

 

肩こりが治らない

細かい作業が多いアイリストの仕事をしていると、どうしても身体の不調も感じやすいもの。姿勢が固まっていると肩こりにもなりやすいので、お客様を施術する間の時間や休憩時に軽くストレッチを挟むといいかもしれません。

 

リピーターがつかない

一度自身の接客の仕方や技術力を見直してみるといいかもしれません。お客様の話を親身に聞いていますか?提案するとしても押しつけがましくないでしょうか?意外と客観的にみるとわかる場合もあるので、他のスタッフに自分の問題点をみつけてもらうのもいいでしょう。

 

スランプに陥ってしまった

何をしても思うようにいかない、技術職ではスランプはつきものです。陥ってしまったら、いっそお休みをもらって全く違うことを楽しんでみてはいかがでしょうか。疲れがたまっていることが原因の場合もあるのでリフレッシュしたり、考えすぎないようにしましょう。最近ではフリーランスになるアイリストの方も増えています。会社勤めであれば、休みにくいこともあるかもしれませんがフリーランスであれば、自由に仕事と休暇のメリハリをつけることも可能!より自由に働くことを望むならばフリーランス・業務委託はおすすめです。

 

まとめ

アイリストは神経を使う大変な仕事ですが、その分やりがいも多い仕事でもあります。給料に不満があるなら、歩合や手当などを見直して技術力アップや資格取得などを目指しましょう!

 

監修者:珠実

日本最大級のシェアサロン GO TODAY SHAiRE SALON 取締役であり、現役美容師でもある。サロンワークのほかにもセミナー講師、人材育成など幅広く活動。

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この記事を書いた人

GO TODAY シェアサロン

それは「自分」「仲間」そして「お客様」と、共に育み成長していけるサロンです。完成された姿で始まるのではなく、シェアサロンに関わるすべて人たちで共に創り上げる『成長型サロン』。新たな価値を創造する「喜び」「楽しさ」「ワクワク感」を共感していける、そんなサロンであり続けたいと思います。

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