【美容室の税務調査】あなたは大丈夫?狙われやすい美容室の特徴と事前対策

フリーランスの方が毎年頭を抱える「確定申告」。

きちんと申告をしていないと、フリーランスでも税務調査の対象となることがあります。今回は、税務調査の基本知識と対処方法、税務調査と密接な関係にある確定申告の仕方を紹介します。

そもそも税務調査ってなに?

税務調査とは、国税庁が管轄する税務署に納税者が正しく税務申告を行っているかを調査することです。税額の計算ミスや不正行為防止の目的で行われています。

税務調査には2種類あります。

・強制調査

・任意調査

強制調査

脱税の疑いがある納税者が対象となる税務調査で、国税局査察部が裁判所の令状をもって強制的に行うものです。強制調査の場合、納税者は拒否することができません。

任意調査

脱税の疑いがなく、法人・個人どちらも対象の税務調査です。任意調査の場合は、税務署から訪問日時の連絡が入るか、通知書が郵送されます。当日、調査官からの質問に回答したり帳簿書類の提出をします。

フリーランス美容師も税務調査の対象になる

フリーランス美容師が税務調査の対象となることは十分にありえます。理由としては、確定申告を正しく行っていない場合です。

税務調査に狙われやすいフリーランス美容師の特徴

・黒字経営が続いている

・年商が1000万前後

・家や車など大きな買い物をした

・同業他社と比較して異常に経費が多い・売上が少ない

美容室をオープンしてすぐより、黒字経営が長く続いているサロンの方が税務調査に入られやすいでしょう。また年商が1000万以上になってから2年後には消費税が加算されます。

消費税の納税を避けるために収入を操作しているのではないかと考えられるサロンには税務調査が入りやすいでしょう。

税務調査への対策3選

税務調査への3つの対策についてご紹介していきます。

その1:必要書類の整理整頓をする

普段から必要書類の整理をしておくことで、確定申告の際も税務調査の際もスムーズに対応することができます。書類の整理整頓は経理業務の基本と言えますので、優先して行いましょう。

その2:税務調査に強い税理士をつける

税務調査に強い税理士をつければ、税務調査の際も税務署調査官と問題なくやりとりできるでしょう。もし税理士が間違ったことを言っていても、指摘することができます。可能性によっては交渉次第で支払う税金を減らすこともできるかもしれません。

その3:POSシステムの導入

POSシステムを導入すれば、レジ締めや売上の推移を簡単にできます。会計ソフトと連携すると、売上の仕訳を自動作成し帳簿にしてくれます。税務調査があっても、POSシステムの履歴が証拠になるでしょう。

フリーランス美容師の確定申告って何をすればいいの?

確定申告は年に1回、毎年2月16日〜3月15日の間に行います。フリーランス美容師の方は所得区分が「事業所得」になります。

所得控除に関する書類やデータを集める

1年間の所得がどのくらいになるのか計算をする必要があります。請求書やレシート等から収支内訳書や青色申告決算書にまとめる作業をします。一般的に会計ソフトを使う方が多いようです。所得税控除に関する書類としては、他に3つあげられます。

・社会保険料控除証明書

・生命保険料控除証明書

・医療費の領収書

確定申告の書類を準備する

確定申告の書類は国税局のホームページからダウンロードするか、税務署の窓口にもらいに行くことで手に入ります。フリーランス美容師が事業所得を申告できるのはBのみです。

・確定申告書B 第一表

・確定申告書B 第二表

・青色申告の方は「青色申告決算書」

・白色申告の方は「収支内訳書」

フリーランスにありがちな確定申告のミスって?

確定申告にありがちなミスは、経費計上の判断基準を間違えてしまうことです。経費で落とせるかどうかの判断基準は、「経営や仕事をしていくうえで直接関係があるかどうか」で判断してみてください。ミスしやすいポイントとして、業務でも私服でも着る洋服は経費として計上することができません。洋服を経費で落とすのであれば、制服化して私服として着ることがないよう注意してください。

確定申告をしないとどうなるの?

確定申告がないということは、その年の収入が全くないということになります。

確定申告をしていないことが判明すると、無申告加算税が課税されます。法定期限の1か月以内に自主的に申告すれば課税されることはないようです。

【無申告加算税の加算率】

納付すべき税額50万円まで

納付すべき税額50万超

原則

15%加算

20%加算

調査通知前

5%加算

調査通知後

決定を予知したものではない

10%加算

15%加算

出典:Money Foward

青色申告と白色申告どちらを使うべき?

フリーランス美容師は「青色申告」を使うのがおすすめです。理由は青色申告特別控除が最大で65万円も受けることができるからです。

青色申告の場合、3年分の赤字を繰り越せるようになっています。

※青色申告をするには予め申請手続きが必要です。

新しく事業を始めてから2か月以内に手続きを行わなければなりません。

提出期間を過ぎてから申請書を提出した場合は、その翌年から適用を受けることになるので注意しましょう。

まとめ

今回は、フリーランス美容師に対する税務調査の対処方法、税務調査と密接な関係にある確定申告の仕方を紹介しました。

フリーランス美容師でも税務調査に対応しなければならない可能性は十分にあります。

普段から経理に関する書類を整頓し、POSシステムや税務調査に強い税理士との契約を検討しましょう。

確定申告を正しくできていない場合、税務調査の対象となることがあります。確定申告をする際の注意点やポイントを抑えて、正しい確定申告を心掛けましょう。

>GO TODAY SHAiRE SALON

GO TODAY SHAiRE SALON

GO TODAY シェアサロンは美容師/ネイリスト/アイリストの契約者が600名以上、全国30店舗以上の業界最大手シェアサロンです。美容師/ネイリスト/アイリストの皆様が安心して働ける設備、環境、仕組みを揃えております。

CTR IMG